2020夏季千葉県高等学校野球大会

上総一ノ宮駅「東口」7月1日開設 五輪サーフィン会場玄関口

7月1日に利用を開始するJR上総一ノ宮駅東口=一宮町
7月1日に利用を開始するJR上総一ノ宮駅東口=一宮町

 JR上総一ノ宮駅(一宮町)の東口が完成し、7月1日から利用できるようになる。これまで踏切を渡らなければならなかった海岸側からのアクセスが向上する。同6日に開通式を行う。

 東口は、町が長らく開設を要望していた。町内の釣ケ崎海岸が東京五輪サーフィン会場に決まったことを受け、千葉県から補助を受けた町が費用を負担してJR千葉支社と共に整備に着手。五輪は1年延期されたが、工事は昨年4月から計画通りに進められた。

 既存の陸橋に連結するかたちで東口を整備。駅前ロータリーから階段やエレベーターで改札に行けるようになる。自動改札機2基やスロープも新たに設置した。総事業費は6億7千万円。負担額は一宮町3億7千万円、千葉県3億円。東口広場がサーフィン会場へ向かうシャトルバスの発着場となる予定。

 同駅の乗降客数は1日約6千人。東口側には町役場があり、サーファーら移住者が増えている。新たな乗降口で町民の利便性が高まる。通学で同駅を利用する男子高校生(17)は「すごく便利になる。朝の5分は大きいから」と笑顔を見せ、東口開設を歓迎する。

 JR千葉支社は駅のリニューアルも行い、駅舎の外観や待合室、トイレを改修。サーフボードをモチーフにしたベンチを作るなど、五輪会場にふさわしい駅にした。

 町教育委員会は、東口開設を機に駅の歴史を調査するため、資料や写真の提供を呼び掛ける。また「上総一ノ宮駅の思い出」をテーマにした原稿を募集している。8月31日締め切り。問い合わせは同教委(電話)0475(42)1416。


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