消去跡に見苦しい落書き アートは我々の心の中に 印西にバンクシー?その後(前編)

「バンクシー作品?」と騒がれた猿人の落書きが消去された後、最近になって「消せよ役場」という落書きが上から書かれた=今月3日、印西市山田
「バンクシー作品?」と騒がれた猿人の落書きが消去された後、最近になって「消せよ役場」という落書きが上から書かれた=今月3日、印西市山田

 昨年、東京都内で見つかった屋外の落書きが正体不明の路上芸術家、バンクシーの作品かもしれないと注目されたことを受け、「これもバンクシーでは?」と話題になった印西市山田の双子公園の落書き。保管を決めた都の対応とは異なり、千葉県が消去の方針を示したことでも話題になった。あれから1年半。例の落書きとは全く異なる「単に見苦しい落書き」が書かれてしまい、今に至っている。この事象から、落書きとアートを巡る問題について改めて考えてみたい。(平口亜土)

 同公園の落書きが注目されたのは昨年2月。SNSなどで「バンクシーでは?」と話題になっていることを記事にすると、ネットで“バズ ・・・

【残り 784文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る