銚子発「世界最高のサバサンド」誕生 都内で限定販売、地域の魅力発信へ

開発した新商品「世界最高のサバサンド」(リレイル提供)
開発した新商品「世界最高のサバサンド」(リレイル提供)
銚子観光大使の和泉大介さん
銚子観光大使の和泉大介さん

 銚子観光大使の和泉大介さん(23)が、地域プロモーションを手掛ける会社「リレイル」(銚子市)を立ち上げた。県立銚子商業高校在学時には銚子電鉄の脱線車両修理代の寄付金集めを主導した和泉さん。起業後の自社事業の第一弾として、銚子漁港で数多く水揚げされるサバを活用した「世界最高のサバサンド」を19日から東京都内で販売している。

 和泉さんは2014年、まちづくりに取り組む銚子商業高の授業の一環で仲間とともにインターネットで小口資金を調達する「クラウドファンディング」を実施。約500万円を調達し、修理代に活用してもらおうと、資金難の銚子電鉄に寄付した。大学時代は地域の魅力を発信する学生団体の代表を務め、17年には銚子観光大使に委嘱された。

 「事業を通じて銚子の地域発展に寄与したい」と考え、今年4月に起業。トルコで有名な“B級グルメ”を参考に、地産食材を通じて銚子の魅力を発信しようとサバサンドの開発を発案した。イタリアンシェフ・糸井壮志さんが協力し、銚子で水揚げされたサバのほか、県内産タマネギ、しょうゆなどを使用した「塩レモン」「和風テリヤキソース」の2種類を完成させた。「サバは弱火でじっくり焼き上げ、身がふっくらするように仕上げた」(和泉さん)という自信作だ。

 東京・麻布十番のコワーキングスペース「BIRTH LAB(バースラボ)」で19日から、期間限定で提供開始。テラスで食べられるほか、テークアウトが可能。今回は、銚子市の水産物卸売業「大成」がサバを無償提供した。

 和泉さんは「いずれ都内に店舗を設置して販売したい」とした上で「設けた拠点で、銚子を中心とした千葉県の魅力を発信していきたい」などと意気込んだ。

 同所での販売は24日まで。午前11時~午後6時。ぬれ煎餅など地域産品を販売している。サバサンドの価格は単品400円、2種セット700円。問い合わせは和泉さん(電話)070(3663)6172。


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