2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

街の魅力表す巨大陶板 そよ風(千葉市中央区)【千葉まちなかアート】 

陶板作品「そよ風」は、千葉都市モノレール千葉駅のホームに向かう途中にある同駅のシンボル的存在
陶板作品「そよ風」は、千葉都市モノレール千葉駅のホームに向かう途中にある同駅のシンボル的存在
中央を縦に貫くはしごのような背景はモノレールの軌道を表している
中央を縦に貫くはしごのような背景はモノレールの軌道を表している

 千葉都市モノレール千葉駅のホームを目指して階段を上る途中の踊り場で、目に飛び込んでくるのは、床から天井まで壁面に設けられた巨大な陶板のレリーフ。薄い灰色の背景に黄、緑、青の各色がバランス良く配され、通勤・通学で急いでいる人の印象にもよく残るアート作品だ。
 
 作品名は「そよ風」。日本を拠点にパブリックアートを数多く制作したベルギー出身の芸術家、ルイ・フランセンが原画・監修を手掛けた。高さ10メートル、幅4メートル。1995年7月に設置され、同年8月の駅開業以来ずっと飾られている駅のシンボル的存在だ。
 
 作品の銘板には「モノレールからの街の眺めをイメージした」と書かれている。作品の中央を縦に貫くはしごのような背景は、モノレールの軌道。その上に、千葉の花である菜の花をはじめ、川のせせらぎ、木々の緑が施され、千葉が誇る自然の豊穣(ほうじょう)ぶりを印象的に伝えている。
 
 2016年11月にモノレール駅とJR駅の各改札階を結ぶ連絡通路が開通し、かつてに比べて作品前を通る人の量は減った。が、かえって、じっくり作品を楽しめる空間になったとも言えそう。たまには足を止めて、千葉の魅力に思いを馳せるのもいいかもしれない。(平口亜土)


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