格闘家・那須川天心さん松戸応援大使に ふるさと納税PR期待

ふるさと納税をPRする大使に本郷谷市長(左)から委嘱された那須川さん=松戸市
ふるさと納税をPRする大使に本郷谷市長(左)から委嘱された那須川さん=松戸市

 松戸市は、市へのふるさと納税をPRする「市ふるさと応援大使」の第1号に市出身のキックボクサーで格闘家の那須川天心さん(21)を委嘱した。本郷谷健次市長から委嘱状を受け取った那須川さんは「名に恥じぬよう格闘技を通じ市の良さを広めていきたい」と述べた。

 那須川さんは5歳で空手を始め、小学5年生時に極真空手ジュニア世界大会で優勝。同じ頃キックボクシングに転向し2014年にプロデビュー。RISE世界フェザー級王者、ISKAフリースタイルルール世界フェザー級王者などのタイトルを獲得。「神童」や「キックボクシング史上最高の天才」などと呼ばれている。

 市が進めるふるさと納税返礼品の拡充に協力しようと、練習用グローブにサインを書き入れ市に提供している。18年度は156件、約250万円の寄付額があった。本年度は4~10月で40件、64万円に上る。

 市は、テレビ番組に出演しスポーツを超え活躍する那須川さんの発信力を借り、市の知名度向上に生かすため大使に選んだ。

 那須川さんは市の魅力を「田舎過ぎず都会過ぎずバランスがちょうどよい」と指摘。好きな場所として鍛錬に訪れる江戸川沿いの土手を挙げた。「今後いろいろなことにチャレンジし歴史や快挙をつくっていきたい」と意欲を示した。

 日本を代表する中華そばの名店「中華蕎麦とみ田」の1号店を市内に出店した富田治代表も大使に選ばれた。市は大使が登場するポスター掲示や、大使の会員制交流サイト(SNS)・市公式ツイッターへの投稿などでPRする。

 今年のふるさと納税による市の市民税控除額は約8億4500万円に上る。これに対し、市外在住の個人からの寄付受入額は580万円で大きく差がある。本郷谷市長は行き過ぎた返礼品競争は批判しつつ「定着した制度であり拡充していきたい」としている。


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