高洲一中と二中統合 2021年開校、生徒減で 千葉市教委

 千葉市教委は16日の教育委員会会議で、2021年4月に同市美浜区の市立高洲第一中学校(生徒341人)と同高洲第二中学校(同111人)を統合することを正式決定した。高洲二中の生徒数減少を受けた措置で、統合先は高洲一中となる。市教委は統合準備会を設置し、通学の安全対策などを進める。

 市教委企画課によると、高洲二中は1975年に開校。最盛期の87年には654人が在籍したが、今年は2年生が1学級のみとなるなど全校で5学級になり、今後も生徒数の減少が見込まれている。市教委は2018年4月に策定した「第3次市学校適正配置実施方針」で、同校を統合の最優先校に決定。高洲二中を訪問し、教員から聞き取りを行うなど準備をしてきた。

 今年3月には地元説明会を行い、高洲地区の代表者らで構成される協議会を設置。保護者らからは存続を求める声もあったが、部活動や合唱コンクールなどの学校行事に支障が出るとして統合に賛成する意見が多く、9月に統合に合意した。

 生徒数が多いことや、既にトイレの修繕工事が済んでいるなど大規模改修が不要なことから、高洲一中が統合先となった。来年から統合に必要な修繕工事を行う。

 新たな学校は13学級、生徒数436人となる見込み。両校は直線距離1・1キロと近接しているが、統合により通学時間が増える生徒もいる。協議会からの要望に応じ、高洲4丁目の一部と真砂1丁目から通う生徒は任意で、近隣学区の真砂中に通えるようにする。

 今後は両校で部活動や生徒会活動など交流を続け、スムーズに統合できるよう配慮。本年度中には両校の関係者や小学校の保護者を含む地域の代表者らで構成する統合準備会を立ち上げ、通学の安全対策、記念行事の調整などを行う。


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