逆境逆手に新商品「スーパーまずい棒」 食欲をそそらないカビ色、12月18日販売へ 銚子電鉄

スーパーまずい棒(炭火地鶏味)のパッケージデザイン(銚子電鉄提供)
スーパーまずい棒(炭火地鶏味)のパッケージデザイン(銚子電鉄提供)

 銚子電鉄(銚子市)は3日、厳しい経営状況を逆手に取って名付けたユニークなスナック菓子「まずい棒」の新商品「スーパーまずい棒」(炭火地鶏味)を12月18日から販売すると明らかにした。まずい棒とは異なり、食欲をそそらないカビ色の商品となる予定。同電鉄では台風15号の影響で、工場の建物の一部が破損し「ぬれ煎餅」の生産数量が減少した上、市内の観光施設が復旧した後も客足が遠のき鉄道収入が落ち込んでいる。竹本勝紀社長は「本当にまずい状況になった」とした上で「ローカル線存続のため、ぜひ買って楽しんでもらいたい」と呼び掛けた。

 まずい棒は同電鉄が運行する「お化け屋敷電車」をプロデュースする寺井広樹さんが考案。昨年8月3日から販売を開始した。現在はコーンポタージュ味とチーズ味、ぬれ煎餅味を展開し、価格は15本セットで税別600円。ユニークなネーミングが話題となり、1年2カ月で120万本を突破するなど本業の赤字削減に大きく貢献した。

 パッケージのキャラクターは寺井さんが考え、漫画家の日野日出志さんが描いた。“ロック”なデザインが特徴的で、価格は15本セット税別690円となる予定。竹本社長は「緑掛かった食欲をそそらない見た目だが、味はおいしい。目をつぶって、しみじみと味わってほしい」と話した。


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