名品生む匠の道具 睦沢の陶芸家 斉藤登男さん 手回し ろくろ 【月刊ほぼ実物大ニュース】

手回しろくろ
手回しろくろ
手回しのろくろで作品を制作する斉藤さん=睦沢町
手回しのろくろで作品を制作する斉藤さん=睦沢町

 睦沢町に「夢楽工房」を構える陶芸家、斉藤登男さんが愛用する手回しのろくろ。ぐい飲みやコーヒーカップなど小ぶりな作品から花瓶まで、熟練の技が名品を生み出す。

 少し力を入れるだけで、スムーズに回る使い勝手の良さが魅力。電動も使うが、「個性的な一点物をつくる時はこれ」。湯飲みなどは、わずかに形をゆがめることもある。「規則正しくないほうが、手になじむから」。板を乗せれば、ろくろの直径より大きな物も作れる。

 ろくろは現在、睦沢町歴史民俗資料館で開催中の企画展「日本人の手仕事」で展示されている。彫物師、人形師などの、こだわりの道具も紹介され、日本人ならではの繊細な“手仕事”の一端が見られる。

※2019年8月27日付け新聞紙面で、「手回しろくろ」の写真をほぼ実物大で掲載しています。

※【月刊ほぼ実物大ニュース】は、原則毎月第4火曜日に掲載します。次回掲載は9月24日の予定です。


  • LINEで送る