「小出義雄記念競技場」に 佐倉・岩名の陸上施設 2020年2月、名称変更

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故小出義雄氏
故小出義雄氏

 佐倉市は、来年2月から岩名運動公園(同市岩名)陸上競技場を、4月に80歳で亡くなった陸上の女子長距離の名指導者、小出義雄さん=同市出身=の功績をたたえて「小出義雄記念陸上競技場」に名称変更する方針を固めた。西田三十五市長が22日に開いた定例記者会見で明らかにした。26日開会の9月市議会に条例改正案などを提出する。

 小出さんは、2000年シドニー五輪陸上女子マラソンで金メダルに輝いた高橋尚子さん(47)や、1992年バルセロナ、96年アトランタ五輪でそれぞれ銀、銅メダルを獲得した有森裕子さん(52)、97年世界選手権で優勝した鈴木博美さん(50)らを育成。「褒めて伸ばす」指導法で世界のトップ選手を育て上げた名伯楽。01年に自身が設立した佐倉アスリート倶楽部の代表を務めた。

 小出義雄記念陸上競技場の正式なお披露目は、来年2月15日に岩名運動公園で開催される小出義雄杯第11回佐倉クロスカントリー駅伝競争大会。セレモニーで記念プレートの除幕式を行う予定。

 名称変更については、西田市長が4月の市長選初当選後の本紙インタビューで「小出氏の名を残すために小出義雄記念陸上競技場にしたい。東京五輪に向けて提案し、スポーツの機運を盛り上げたい」と話していた。

 地元ゆかりのスポーツ関係者の名を付けて改称した市内の運動施設は、13年7月に同じ岩名運動公園内に、同市出身のプロ野球巨人の長嶋茂雄元監督(83)の名を冠した野球場「長嶋茂雄記念岩名球場」があり、同市では2例目。