いすみ鉄道・鳥塚社長、退任へ

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 いすみ鉄道(大多喜町)の鳥塚亮社長(57)が任期満了に伴い今期限りで退任する意向であることが16日、分かった。千葉日報社などの取材に対し、「公募社長として鉄道を廃止にしない本来の役割は終了した」と理由を説明。6月の株主総会で承認される見通しとした。

 同鉄道は千葉県や沿線自治体などが出資する第三セクター。鳥塚社長は元航空会社幹部社員。同鉄道が経営難から存続可否が検証されていた2009年、てこ入れ役として民間出身社長が公募され、採用された。

 アニメ「ムーミン」のキャラクターをあしらった列車やレトロ車両を導入するなど業績立て直しに向けたアイデアを次々と実行し、房総を走る総延長26・8キロのローカル線を全国区の知名度に引き上げた。