いすみ鉄道30周年式典 600人が節目を祝う 大多喜

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あいさつをする鳥塚社長=24日、大多喜町
あいさつをする鳥塚社長=24日、大多喜町

 いすみ鉄道(大多喜町)の営業開始30周年を祝う式典が24日、町中央公民館で開かれた。夷隅地域の首長や住民ら約600人が参加。大きな節目の年を祝った。

 同鉄道はいすみ市の大原駅から大多喜町の上総中野駅間26・8キロを結ぶ。前身はJR木原線で、国鉄時代に不採算を理由に廃線の方針だった。決定を受けた沿線自治体などは、第三セクターとして同鉄道を1987年7月7月に設立。88年3月24日から営業を引き継いだ。線路の維持管理費を自治体が負担し、同鉄道が列車を運行する上下分離方式を採用している。

 社長の公募を行い、2009年に鳥塚氏が就任後はアニメ「ムーミン」のキャラクターをあしらった列車や鉄道ファンに人気のある昭和レトロな車両を導入。レストラン列車の運行なども始め、注目を集めている。

 式典では、地元出身のタレントで同鉄道観光大使の渡辺正行さんが司会を務めた。鳥塚社長は地域住民らが鉄道存続へさまざまな支援活動に取り組んだ効果で乗客が増えたことに感謝の意を示し、「今日もたくさんの客でにぎわっている。40、50周年に向けて会社ともども頑張っていきたい」とあいさつした。その後、有名芸人らによるコント大会が開かれた。