活気づく勝浦漁港 カツオのシーズン到来

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全国屈指のカツオ水揚げ量を誇る勝浦漁港に19日、三重県から一番船が来港、約6トンが水揚げされた
カツオの水揚げで活気づく勝浦漁港=19日、勝浦市

 勝浦市の勝浦漁港に19日、今年初めてカツオ漁船が接岸した。水揚げ量は約6トンで、漁師町は早朝から活気づいた。出迎えた勝浦漁協の石井春人組合長(67)は、「いよいよカツオの季節が到来したという思い。1年のスタートです」と一番船の到着を歓迎。猿田寿男市長に代わって市職員が船員へ地酒を贈りもてなした。

 接岸したのは、三重県尾鷲市の漁船「第二十三長久丸」(119トン、神保政行漁労長)。今月11日に出港し、小笠原諸島近海で17日に一本釣り漁をした。

 カツオは重さ約1・4~1・7キロ台が中心で、神保漁労長は「この季節としては水揚げ量もサイズも例年並み。これから大型を狙っていきたい」と今後に期待を込めた。小型のキハダマグロ約5トンも持ち込んだ。

 漁港には午前7時前に入港。船員が青黒色と銀白色の魚体を次々とベルトコンベヤーに載せ、待ち構えていた水産業者が重さごとに手際良く仕分けしていった。

 入札では1キロ当たり700円の値が付き、同漁協は「まあまあの金額」と評価。カツオは首都圏に出荷された。

 同港は、黒潮に乗り4~7月ごろに房総近海を北上する「初ガツオ」の一本釣り漁で日本有数の水揚げ規模を誇る。2017年の水揚げ量は約1万3千トンで、水揚げ額は約48億円だった。