私は今、70年ぶりに九十九里南端の太東岬(いすみ市岬町)に立ち、北は犬吠埼、南は同市大原の八幡岬を眺め、足元には太平洋の白波が寄せて、東京オリンピックのサーフィン会場になった砂浜を眺めています。この岬一帯は南房総国定公園の北端に当たり、その眺望と自然の豊かさにいつ来ても感動せざるを得ません。岬町で生まれ現在大阪府に住む私は、故郷を離れてはじめて分かる感動を、形で残したい気持ちに襲われました。
しばし目を凝らして南方を見ていると八幡岬の奥に浪花...
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