日本を代表する指揮者、井上道義さん(77)は3月31日、東京芸術劇場(東京都豊島区)で行われる千葉県少年少女オーケストラの第28回定期演奏会でタクトを振る。今年で引退を表明しており、楽団との共演はこれが最後となる。
井上さんが楽団の指揮をした回数は本公演を入れて21回。楽団の音楽監督、佐治薫子さん(88)が絶大な信頼を寄せており、団員にとってヨーロッパ公演やクラシックの殿堂とされるサントリーホール(同港区)での単独公演など、楽団を県内外のさまざまな舞台に連れて行ってくれた存在だ。共演の軌跡を、井上さん自身や佐治さんとともに振り返る。
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「このオーケストラはもっと世界に羽ばたかなきゃいけない」
井上さんは千葉県少年少女オーケストラをそう評価する。
共演の始まりは1999年の第3回定期演奏会だった。その後、韓国、ドイツ...
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