千葉県立高「学区」廃止望む声 都や近隣県では約20年前に撤廃 生徒署名に7000人賛同 【千葉インサイト】

 全日制普通科の千葉県立高校を受験する際に、住んでいる学区内と、隣接する学区のみへの志願を認める千葉県の「学区制度」が岐路に立たされている。制度の廃止を求める署名を県内の高校生がインターネット上で募ると、7千人近くが廃止に賛同した。都や近隣県も似た制度を設けていたが、いずれも約20年前に廃止している。学びの多様化が進む今、生徒それぞれの意思を尊重した制度づくりの推進が求められている。

(井田心平)

 千葉県の学区制度は、県内地域を計9学区に分け、自分の居住学区と、隣の学区にある高校を志願できるとしている。県教委教育政策課によると、特定の地域や学校に入学希望者が集中し、生徒が減少して教育活動を推進できなくなる高校が生まれることを避けるなどの目的があるという。

 県南部出身で、現在は県立千葉高校に通う3年生の笹生怜 ・・・

【残り 1362文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る