【速報】京成電鉄が運賃値上げ 24年春、本線など6線64駅で10円 バリアフリーへ14駅にホームドア新設

日暮里駅に設置されているホームドア(京成電鉄提供)
日暮里駅に設置されているホームドア(京成電鉄提供)
ホームドアを整備する駅を示した路線図(京成電鉄提供)
ホームドアを整備する駅を示した路線図(京成電鉄提供)

 京成電鉄(市川市)は15日、バリアフリー推進を目的に、来春をめどに京成本線、千葉線、千原線、東成田線など6線64駅で1回の乗車当たり運賃を一律10円値上げすると発表した。国土交通省の「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し、値上げ分を整備費に充当する。2035年度までに県内8駅を含めた計14駅にホームドアを新設するなど整備を進める予定。同日に料金設定と整備・徴収計画を同省関東運輸局に届け出た。

 同社によると、値上げ幅は定期外の切符とICカードが10円、通勤定期が1カ月600円~6カ月3240円の予定。子どもは加算後の大人料金の半額となる。通学定期は家計負担を配慮し値上げはしない。詳しい開始日は後ほど公表する。

 計画では、事業期間を35年度までの12年間に設定。上乗せ分の年間徴収額を約19億円とし、事業期間で計約229億円を見込む。集めた料金でホームドアのほかエレベーターやスロープ、バリアフリートイレ、段差と隙間の縮小などの整備に取り組む予定。

 鉄道駅バリアフリー料金制度は、整備促進のために施設の設置費用を運賃に上乗せできる制度として、国が21年12月に創設。県内の路線における導入はJR東日本、東京メトロ、東武鉄道に続いて4社目という。

 同社広報は「全てのお客様に、さらに安全、安心、快適にご利用いただける鉄道を目指す」とした。


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