2022年12月16日 15:56 | 無料公開

幕張豊砂駅前開発のイメージ(JR東日本千葉支社提供)

JR京葉線の新駅名「幕張豊砂」を発表する中川千葉支社長=2021年10月、千葉市中央区
JR東日本千葉支社は16日、京葉線の新駅「幕張豊砂駅」(千葉市美浜区)を来年3月18日に開業すると発表した。京葉線と武蔵野線直通の各駅停車のみが停車する駅となる。
同駅は新習志野―海浜幕張間に設置され、上りホームが高架、下りホームが地平の立体構造。同日の始発から停車する。千葉市は改札口ができる駅南側に路線バスやタクシーが乗り入れる駅前広場を整備中。開業と同時期の利用開始を目指している。
幕張豊砂駅を巡っては、2018年にイオンモール(同区)と千葉市、県の幕張新都心拡大地区新駅設置協議会がJR東と基本協定を締結して設置が決定。20年7月に本格工事が始まった。昨年10月には、公募で駅名が決まった。
神谷俊一市長は「利便性や回遊性が向上し、幕張新都心のさらなる発展につながる。今後、幕張豊砂駅が地域の賑わいの拠点として親しんでもらえるよう街づくりに取り組む」とコメントした。