富山(349.5m)

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 富山は江戸時代に曲亭馬琴により書かれた長編小説「南総里見八犬伝」の舞台。伏姫と飼犬八房にまつわる一大スペクタルだ。さて、登山の起点はJR岩井駅。駅から歩いて登山口を目指す。

 登山口は富山中学校口とさらに進んだ福満寺口がある。今回は福満寺口からのコースで登った。山門前の舗装された道を行くと1月から2月にはスイセンが咲き、心を癒してくれる。花の香りで気持ちよい緩い道を行くと、鞍部の5合目。ここから伊予ガ岳が見える。このあたりから道は急登になり、この登山の頑張りどころ。ゆっくりと、途中にベンチもあるので無理せず登って行こう。7合目を過ぎると展望台。東京湾が見渡せるのでここで小休止。少し進むと仁王門跡に出る。石段を登ると観音堂がある。観音堂の左側の上部が南峰だ。ここから富山の最高峰北峰目指し進むと、右からの舗装道と合流した地点に休憩舎が建っている。

 東京湾から伊豆大島、富士山などが見える大パノラマ。北峰へは5分ほどの最後の登り。山頂は広く360度の展望が楽しめる。下山は休憩舎まで戻り、少し先の鞍部から右の階段を下りる。ここからは合戸ノ堰まで長い急な下りが続く。やがて舗装道になり先に進むと伏姫ノ籠窟の山門。山門をくぐり5分ほどで籠窟に着く。下山は山門より富山中学校の横を通って県道に出る。県道を右に行けばJR岩井駅です。(櫻田 直克:記)