読者文芸(2016年10月23日)

日報俳壇 山中葛子選

千葉市 斎藤かよ
秋燈や拡大鏡の欲しくなり
 【評】ひんやりと澄んだ“燈火親しむ”の候。まだまだと読書を楽しむ最中に、視力の衰えが感じられる「拡大鏡が欲しくなり」の身体感覚のあざやかさ。読み残したページへのわくわくする期待の挑戦が乗り移っている佳境なのだ。

成田市 香取道夫
オルガンの一鍵鳴ら ・・・

【残り 1476文字】



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