大雪から一夜 転倒やスリップ事故相次ぐ 1人重傷、243人軽傷 鉄道網も乱れ 千葉市で積雪7センチ

県庁前で雪かきをする県職員。午前6時半ごろから作業を始めた=7日午前9時ごろ、千葉市中央区
県庁前で雪かきをする県職員。午前6時半ごろから作業を始めた=7日午前9時ごろ、千葉市中央区
凍結した雪を取り除く作業=7日午前9時、船橋市のJR船橋駅前
凍結した雪を取り除く作業=7日午前9時、船橋市のJR船橋駅前
成田山参道の坂道で凍結した雪をかく店員。足を滑らせる参拝客の姿もあった=7日午前10時55分ごろ、成田市
成田山参道の坂道で凍結した雪をかく店員。足を滑らせる参拝客の姿もあった=7日午前10時55分ごろ、成田市

 4年ぶりの大雪から一夜明けた7日、県内は早朝の厳しい冷え込みもあり、路面凍結による転倒事故が相次いだ。鉄道網も乱れた。

 千葉市中央区の県庁前では、職員が同日午前6時半ごろから雪かき。成田市の新勝寺参道でも雪をかく音が響いた。凍結した路面や坂道もあるため、参拝者が滑らないようお湯を使って溶かすなど念入りに作業。土産店の前で早朝から作業していた女性店員(48)は「今回の雪は凍ってしまい雪かきが大変だった。参道は坂道もあるから、参拝客の皆さんには気をつけて歩いてほしい」と心配そうだった。

 県は7日、凍結した路面での転倒や車のスリップ事故で、少なくとも1人が重傷、243人が軽傷を負ったと発表した。

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