2025年12月27日 05:00 | 有料記事

成田山新勝寺

香取神宮
年の瀬を迎え、県内各地の神社・仏閣では初詣に向けた準備が進んでいる。家内安全、商売繁盛、厄よけ祈願…。期待が膨らむ新年の幕開けに、県民の願いはさまざま。心機一転、新たな一歩を踏み出す場所として、例年にぎわいを見せる有名スポットを紹介する。
◆成田山新勝寺(成田市)
940年に開山した真言宗智山派の大本山。三が日だけで初詣に300万人以上が訪れる。本尊不動明王は弘法大師が開眼した。元日午前0時から除夜の鐘とともに新春御護摩祈祷(きとう)が始まる。
元日から3日は午前6時からと、同8時~午後6時の1時間ごとに祈祷を実施。元日のみ午前1時半、同3時、同4時半からも行われる。初不動の28日までが新春期間で、毎日午前11時は大祈祷会となる。護摩札初穂料は5千円以上で、家内安全や交通安全など23種類の願意がある。
◇成田市成田1。JR・京成成田駅が最寄り。参道で車両通行規制があり、周辺道路混雑のため公共交通機関の利用推奨。(電話)0476(22)2111。
◆香取神宮(香取市)
全国約400社の香取神社の総本社で、日本書紀に登場する武神「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を祭る。三が日は家内安全や商売繁盛などを祈願する参拝客らでにぎわう。来年4月15、16日には、12年に1度の式年神幸祭が執り行われる。
創建は紀元前643年 ・・・
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