2022年1月6日 16:42 | 無料公開

千葉県内のオミクロン株感染者として新たに12人を公表し、県民へ感染防止対策を呼び掛ける県担当者=6日、県庁
千葉県は6日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に県内滞在の20代~50代の男女12人の感染が新たに確認されたと発表した。うち県内在住の5人を含む6人は、海外滞在歴がなく感染経路は不明。県は「市中感染」とみている。
県疾病対策課によると、12人はいずれも軽症か無症状で、県内医療機関に入院中。ワクチンを2回接種済みだったのは8人だった。
県内では今月1日、20代女性2人が初の市中感染として確認されていた。県が公表したオミクロン株感染は計21人、市中感染は計8人。濃厚接触者として新たに20人程度が確認されている。
オミクロン株の感染拡大が懸念される中、県は県民に対し感染防止対策の徹底を改めて要請。「飲食店を利用する際には認証店か確認店であるか確認を」などと呼び掛けた。
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