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和と洋の見事な共存 屋久杉の天井圧巻 翠州亭(長柄) 【ちば建築探訪】

2025/7/16 5:00 (4/15 14:09更新)
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 千葉市中心部から1時間もかからない田園地帯。高原のような非日常的雰囲気の体験型リゾート施設「リソルの森」の中心にたたずむ。スイス大使館として30数年利用された経緯から「翠州(すいす)亭」の名称がある。大使館の建て替えに伴い解体される可能性があったが、関係者の尽力で同国内の村と友好関係にあった長柄「ふるさと村」に1978年寄贈され、移築された。現在でも格調高い品格を保ち、レストランとして活用されている。...

 元々の場所は現在の東京都港区南麻布。大正、昭和期の実業家で男爵の近藤滋弥(1882~1953年)が別邸として建てた。父の廉平(1848~1921年)は明治期の海運業を代表する人物で、岩崎弥太郎に出会ったのをきっかけに後の三菱商会に入り、日本郵船の3代目社長として同社の発展に寄与。爵位を授かった。

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