メインコンテンツに移動

空間全体が彫刻作品に DIC川村記念美術館 独特の光と陰影を体感 西川勝人・国内初の回顧展「静寂の響き」

2024/10/9 5:00 (4/15 14:09更新)
有料記事

 ドイツを拠点に活動するアーティスト、西川勝人(かつひと)の創作活動の軌跡をたどる国内初の回顧展「西川勝人 静寂の響き」が、DIC川村記念美術館で開かれている。初期作品から最新作まで彫刻を中心に約70点を展示。一貫して「静けさ」を持ってきた西川作品の美学を、作家本人による構成で楽しめる。会期は来年1月まで。事実上、同館最後の企画展となる。

 西川は1949年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒後、23歳でドイツに渡り、デュッセルドルフ美術大学大学院で彫刻家のエルヴィン・へーリッヒに師事。94年からはインゼル・ホンブロイヒ美術館の活動に参画し、同美術館に隣接するアトリエを拠点に活動している。80年代後半に制作された、抽象的なフォルムをもつ彫刻作品群が代表作として知られている。

 81年の初個展以来、世界各地...

この記事は 有料記事です

残り1013文字(全文1365文字)