2024年7月4日 05:00 | 有料記事

渋沢が揮毫した「業精于勤」の書について解説する向後事務局長=千葉市中央区のちばぎん金融資料室

ちばぎん金融資料室に展示されている渋沢の書。中国明時代の教養人が残した「窮苦の日に修行をして、やっと名を成すものである」という意味の言葉だ
3日に発行された新紙幣で、1万円札の顔に選ばれた“日本資本主義の父”である渋沢栄一。県内の銀行とも関わりが深く、千葉銀行本店(千葉市中央区)内のちばぎん金融資料室には渋沢が揮毫(きごう)した書が三つある。地方の銀行もくまなく巡り、運営や設立に助言を行っていたとされる渋沢。同行は「日本の金融機関や制度の発展に身を尽くし努力した人物だということが、県内銀行とのつながりから見える。新紙幣発行を機に、県内金融機関の成り立ちにも目を向けてもらえれば」と期待している。
同資料室によると、1872年、国 ・・・
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