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柏の防空訓練施設国文化財に 旧陸軍の貴重な遺構と評価 今も残るクレーン支柱

2023/11/25 5:00 (4/15 14:09更新)
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 国の文化審議会は24日、柏市根戸の防空訓練施設「旧陸軍高射砲第二連隊照空予習室」など38都道府県の建造物290件を登録有形文化財にするよう盛山正仁文部科学大臣に答申した。柏の施設は「特殊な用途の旧軍施設の遺構として貴重」と評価された。県内の登録有形文化財(建造物)は305件となる。

 柏市教委によると、市内の建造物では「伊藤家住宅主屋ほか」(6件)、「染谷家住宅主屋ほか」(8件)に続く15件目の登録となる。

 防空訓練施設が建つ一帯は住宅街となっているが、戦前は「帝都」防空を目的に、旧陸軍高射砲第二連隊が使用。市教委によると、1938年ごろ、敵機にサーチライトを照射、射撃の指揮を執る訓練施設として建設された。柏飛行場もあり、「軍都柏」と称された姿を今に伝える。

 窓が少なく吹き抜けの一室だった施設内では...

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