千葉県が誕生した1873(明治6)年6月15日から150周年。県勢は産業、文化、スポーツなど各方面で発展し、今後もさらなる飛躍が見込まれる。現在の発展の基礎を築いた偉人は、県内各地で今も愛され、敬われ、親しまれている。「近代将棋の父」と呼ばれる関根金次郎名人(現野田市)や、日本初の実測地図を作った伊能忠敬らの功績を改めて振り返り、足跡を紹介する。
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今月1日に将棋の名人戦を制した藤井聡太七冠(20)の活躍で盛り上がる将棋界。実は近代将棋の礎を築いた偉人「関根金次郎名人」は野田市(当時の下総国葛飾郡東宝珠花村)に生まれた。その功績は江戸時代から340年続いた「終身名人制」を廃止し、実力制に改革したとして語り継がれる。同市では将棋の普及・発展への取り組みが根付いており名人戦、竜王戦の開催実績を踏まえ、再びタイトル戦誘致に期待も。県発展に貢献した偉人の遺志は今も地域に息づく。
◆終身制から実力制に
関根金次郎(1868~1946年)は...
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