酪農発祥地、伝統守る 千葉県誕生150周年

搾乳舎で作業する飯田さん=千葉市若葉区
搾乳舎で作業する飯田さん=千葉市若葉区
嶺岡乳牛研究所の前に建てられている「日本酪農発祥之地」の記念碑=南房総市
嶺岡乳牛研究所の前に建てられている「日本酪農発祥之地」の記念碑=南房総市

 千葉県が誕生してきょう15日で節目の150年となる。長い歴史の中で、千葉県で「日本初」「日本一」が生まれてきた。酪農もその一つで、房総半島が国内発祥の地とされる。栄養価が高い牛乳は今や生活と切り離せないが、酪農家は新型コロナ禍と物価高騰のあおりを受け綱渡りの経営を強いられている。

◆“始まりの白牛”大切に 国内唯一、継続飼育 酪農のさと

 鴨川市と南房総市にまたがり広がる嶺岡牧は「日本酪農発祥の地」として知られ、江戸期以降、国内の乳牛の生産や牛乳・乳製品の製造をけん引してきた。発祥地に建てられ、酪農の歴史を今に伝える県酪農のさと(同市)では、乳製品が広まる発端となった「白牛(はくぎゅう)」を今も大切に飼育している。

 酪農のさとなどによると、江戸幕府の8代将軍徳川吉宗が1728(享保13)年、当時最高の ・・・

【残り 1170文字、写真 7 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る