首相、復帰50年で沖縄へ 5月の式典、重視をアピール

岸田文雄首相

 岸田文雄首相は、5月に沖縄県を訪問する方向で調整に入った。政府は県との共催により、5月15日に沖縄の日本復帰50年記念式典を東京と沖縄の2会場で同時に開く方針。今年は知事選など重要選挙が続く沖縄の「選挙イヤー」であることも踏まえ、首相は地元会場で式典に出席し、沖縄重視の姿勢をアピールしたい考えだ。政府関係者が27日、明らかにした。

 沖縄県は地元会場への首相出席を要望している。式典まで機会がなければ、現職首相の沖縄入りは、安倍晋三元首相が沖縄全戦没者追悼式に出席した2019年6月以来、約3年ぶりとなる。


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