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妻を絞殺、92歳夫に猶予判決 千葉地裁「献身介護の事情を考慮」

2026/1/30 5:00 (4/16 23:14更新)
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 一宮町の住宅で昨年3月、住人の高齢夫妻が意識のない状態で見つかり、妻=当時(91)=が死亡した事件で、殺人の罪に問われた夫(92)の裁判員裁判の判決公判が29日、千葉地裁であり、佐藤弘規裁判長は「身勝手な犯行だが、妻への献身的な介護の中、心中を決意するほど追い込まれた事情などを考慮した」として懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡した。検察側は懲役5年を求刑していた。夫は「間違いありません」と起訴内容を認めていた。

(宮嶋優)

 判決は、認知症の妻の介護をしていた夫が犯行に至った行動について「親族に相談せず1人で悩みを抱え込み、殺害という方法を選択した意思決定は非難を免れない」と指摘した。

 一方で、夫自身も高齢でありながら献身的な介護を続ける中、自らもがんの疑いと診断され、妻の認知...

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