【鴨川メガソーラー問題】許可範囲外の伐採、2・4ヘクタールに拡大 さらに11カ所で発覚 熊谷知事、条例制定も検討

樹木を伐採して土地を造成する作業が一時停止となっているメガソーラー建設予定地=13日、鴨川市(市民団体提供)
樹木を伐採して土地を造成する作業が一時停止となっているメガソーラー建設予定地=13日、鴨川市(市民団体提供)

 鴨川市内で計画が進む大規模太陽光発電施設(メガソーラー)で、開発許可に違反した樹木の伐採が見つかり千葉県の要請で本体工事が停止している問題で、県は17日、事業者による違反伐採の範囲が、これまで報告されていた2カ所の計約1・5ヘクタールから、13カ所の計約2・4ヘクタールに広がったと発表した。12日に事業者のAS鴨川ソーラーパワーから報告があった。県はいずれの箇所でも植林による復旧を求め、完了するまでは本体工事の再開を認めないとしている。

(中田大貴)

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