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26年度予算案120兆円超 過去最大、物価高で膨張 補正予算成立、巨額支出

2025/12/16 17:01 (2025/12/16 18:00更新)
 国会議事堂=東京・永田町 拡大する

国会議事堂=東京・永田町

 政府が編成を進める2026年度予算案の一般会計歳出(支出)総額が120兆円を超える見通しであることが16日、分かった。25年度の115兆1978億円を超え、過去最大を更新する。物価上昇や人件費の高騰を反映し、必要な政策経費が膨らむ。

 経済対策の裏付けとなる25年度補正予算は16日の参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立する。一般会計歳出は物価高対応や成長戦略投資を盛り込み、計18兆3034億円と新型コロナウイルス禍後で過去最大となった。金融市場では財政悪化懸念も背景に国債が売られて長期金利が上昇しているが、巨額の財政支出が続くことになる。

 26年度予算案は借金である国債の償還や利払いに充てる国債費が25年度の28兆2179億円を上回り、過去最大となる可能性がある。少子高齢化に伴う社会保障費や9兆円規模を見込む防衛費も予算を圧迫する。石破前政権下で今年8月末までに取りまとめた26年度の概算要求総額は122兆4454億円だった。