【ワシントン共同】トランプ米大統領(共和党)は24日、東部メリーランド州の最大都市ボルティモアに治安維持のため州兵部隊を送ることに言及した。ムーア州知事(民主党)は治安が改善傾向にあるとして反対しており、対立が激化している。昨年3月に崩落した橋の再建に向けた連邦資金の拠出を再考する可能性も示し、ムーア氏に圧力をかけた。
トランプ氏はボルティモアで「犯罪が横行している」と主張。「ムーア氏が支援を必要とするなら部隊を派遣し、犯罪を迅速に一掃してみせる」と自身の交流サイト(SNS)に投稿した。ムーア氏は、トランプ氏が実際に同市を散策して視察することを提案していた。
ボルティモアの橋は昨年3月26日、大型貨物船の衝突で崩落し、作業員が転落死。当時のバイデン大統領が復旧に全力を尽くすと約束していた。トランプ氏は自身が橋再建のために「大金を提供している」とし「その決断を考え直さざるを得ない」と述べた。