【ワシントン共同】トランプ米大統領は6日、米欧が制裁を科すロシアから原油を購入しているとして、インドからの輸入品に25%の追加関税を課すとの大統領令に署名した。21日後に発動するとしている。米欧メディアによると、7月31日の大統領令に明記したインドに対する「相互関税」25%とは別に課すとみられ、計50%になる見通し。
インド外務省報道官は6日、「こうした行為が不公正、不当、不合理だと改めて表明する」との声明を発表した。
またトランプ氏は5日、ホワイトハウスで記者団に、ウィットコフ中東担当特使とロシア側指導部が6日に会談した後、ロシアからのエネルギー製品を購入する国への「2次制裁」措置を決める考えを示した。
ウクライナとの停戦に応じないロシアに対する制裁と、ロシア産原油を購入するインドや中国を念頭にした2次制裁をちらつかせ、ロシア側への圧力を一層強化する。
インドや中国はロシアと友好関係にあり、ロシア産原油の購入を続けている。原油の購入代金はロシアのウクライナ侵攻の戦費に充てられている。