来日中のウクライナのアンドリー・シビハ外相が4日、東京都内で共同通信と単独会見した。シビハ氏は、ロシアの戦争遂行を支援した国々は戦後のウクライナ復興事業に関与させないとの考えを表明。ロシア産原油の輸入を続ける中国やインドをけん制し、原油輸入を停止するよう求めた。
トランプ米政権が対ロシア圧力強化路線に転換したことを歓迎し、ロシアとの停戦実現には米国の指導力が欠かせないと述べた。対ロ制裁強化やロシアとの取引国への「2次関税」を通じて、米主導の「力による平和」の実現を目指すべきだとの考えを示した。
シビハ氏は「ロシアのプーチン大統領が恐れるのはトランプ大統領だけだ。トランプ氏だけが平和に向けた動きを加速できる」と強調。トランプ氏ら関係国首脳を交えてゼレンスキー大統領とプーチン氏の直接会談の必要性を訴えた。
日本との協力に関しては、ウクライナ侵攻で技術革新が進んだ無人機(ドローン)を共同で開発、生産を行う用意があると明らかにした。
トランプ氏は7月、圧力強化路線にかじを切った。