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フジ、大規模買い付けに対抗措置 旧村上系が33・3%取得を示唆

2025/7/10 10:15 (2025/7/10 12:00更新)
 フジ・メディア・ホールディングスの看板=2021年、東京都港区台場 拡大する

フジ・メディア・ホールディングスの看板=2021年、東京都港区台場

 フジテレビ親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)は10日、旧村上ファンド系の投資家らが同社株を大量に取得していることを受け、一定以上の株式保有に対抗できる措置を導入すると発表した。事実上の買収防衛策となる。旧村上系が「株主共同の利益でなく、自身の利益の最大化のための行動に出ることを懸念」したためと説明している。

 フジHDによると、2月から7月にかけて経営陣が村上世彰氏らと複数回面談したといい、その際に旧村上系の投資家らが「株式の33・3%を取得する可能性」を示唆したという。7月1日時点で、旧村上系の保有比率は15・06%に上る。

 フジHDは、旧村上系の投資家らがHD子会社を分離した上で「支配下に置くことを目指している」可能性があるとの認識を示した。子会社名は明らかにしていない。

 フジHDは大量買い付けへの対抗措置を適正に運用する目的で、6人の社外取締役でつくる独立委員会を設置したとも発表した。