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国葬巡る旅費返還請求棄却 札幌、知事と議長公費参列

2025/5/15 10:41 (2025/5/15 11:00更新)
 安倍元首相の国葬を巡る返還請求訴訟の判決を受け、「不当判決」と書かれた紙を掲げる原告側弁護士ら=15日午前10時21分、札幌地裁前 拡大する

安倍元首相の国葬を巡る返還請求訴訟の判決を受け、「不当判決」と書かれた紙を掲げる原告側弁護士ら=15日午前10時21分、札幌地裁前

 北海道の鈴木直道知事と小畑保則道議会議長(当時)が2022年9月、安倍晋三元首相の国葬に公費で参列したのは違法だとして、道内の住民が2人に旅費計約44万円を返還請求するよう鈴木知事に求めた訴訟の判決で、札幌地裁は15日、請求を棄却した。

 訴状によると、国葬は法的根拠がなく、政治的評価の定まらない現職国会議員(同)に弔意を示すことは法の下の平等や、思想・良心の自由を保障した憲法に反すると主張。知事らの参列は社会通念上、儀礼の範囲にとどまるとは言えず違法な公費支出だとしている。

 高知地裁では23年10月、住民の請求を棄却する判決が言い渡され、控訴審を経て確定した。