石破茂首相は13日、北方領土の元島民らと官邸で会い、領土問題の解決や交流事業の再開に関して要望を受けた。首相は、ロシアのウクライナ侵攻で中断している元島民の墓参について、高齢化を踏まえ「人道的な問題だ。ロシア側へ働きかけたい」と述べ、最優先に取り組む考えを示した。
領土問題が解決せず、平和条約を締結できていない現状を巡り「非常に重大な問題だ。政府として力を尽くしたい」と表明。国民への啓発活動も強化する考えを示した。同席した北海道の鈴木直道知事は大阪・関西万博での啓発活動を提案した。
ロシアはウクライナ侵攻に伴う日本の対ロ制裁に反発し、領土問題を含む平和条約締結交渉を中断した。