米中首脳の電話会談に意欲 トランプ米大統領「今週末にも」

12日、米ワシントンのホワイトハウスで記者の質問に答えるトランプ大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は12日、ホワイトハウスで記者会見し、中国の習近平国家主席と「恐らく今週末に電話会談するだろう」と述べ、実現への意欲を示した。両国は11日までスイス・ジュネーブで開いた閣僚級協議で高関税の引き下げで合意したばかり。首脳同士による直接対話で、さらなる緊張緩和に向けて歩み寄れるかどうかが焦点となる。

 トランプ氏は、スイスでの協議は「生産的だった」と評価し、対立激化で悪化した対中関係は「完全にリセットされた」と述べた。最大の成果は「中国が市場開放に同意した」と主張した上で「中国にとっても米国にとっても素晴らしいことになる」と強調した。「文書化に時間がかかる」として詳細に関する説明は避けた。

 自動車関税など品目別関税は現状維持が原則だとの姿勢を改めて強調した。こうした関税の引き下げについては中国以外の国も含めて「話し合っていない」と説明。関税の効果で「自動車のビジネスをこの国に戻す」と自国産業の復活につなげる考えを示した。


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