富山市の電気設備工事会社「北陸電気工事」に勤務していた男性=当時(62)=が出血性胃潰瘍で死亡したのは長時間労働が原因だとして、男性の妻ら遺族3人が会社に損害賠償を求めた訴訟は14日、富山地裁で和解が成立した。遺族側代理人弁護士が明らかにした。会社側は安全配慮義務違反を認めたという。
男性を巡っては、富山労働基準監督署が2023年5月、消化器系の病気では異例の労災認定をしていた。弁護士によると、解決金を支払うことが和解条項に盛り込まれた。
北陸電気工事は14日、「二度とこのような災害を起こさないよう、時間外労働時間削減などに努める」とのコメントを出した。