ガザ病院空爆、16歳少年死亡 米特使は停戦崩壊でハマス非難

ガザ南部ハンユニスで、イスラエル軍の攻撃により破壊されたナセル病院の内部=24日(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は23日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスにある南部最大のナセル病院を空爆し、AP通信によると、手術を受けたばかりの少年(16)と、イスラム組織ハマスの政治部門メンバーが死亡した。イスラエル軍はハマスを狙った「正確な攻撃」と主張。18日の攻撃再開後も多くの民間人が巻き込まれており、批判が強まりそうだ。

 ガザ停戦が事実上崩壊する事態を招いたイスラエル軍の攻撃再開から25日で1週間。米国のウィットコフ中東担当特使は23日、FOXテレビのインタビューで、ガザ停戦が事実上崩壊したのはハマスに責任があると一方的に非難した。

 ガザ保健当局は23日、2023年10月の戦闘開始以降のガザ側死者が5万人を超えたと発表した。うち1万5600人以上が子どもだった。18日の攻撃再開後の死者は670人以上になった。

 中東メディアによると、24日も空爆や地上侵攻が続き、20人以上が死亡した。23日には最南部ラファなどで46人が死亡した。


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