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能登豪雨避難者今も83人 発生半年、二重被災苦悩

2025/3/21 6:08 (2025/3/21 7:00更新)
 佐賀空港に隣接する敷地で進む自衛隊駐屯地の建設工事=2024年10月、佐賀市 拡大する

佐賀空港に隣接する敷地で進む自衛隊駐屯地の建設工事=2024年10月、佐賀市

 能登半島地震の被災地で16人が犠牲となった昨年9月の記録的豪雨は21日で発生から半年となった。被害が大きかった石川県輪島市では18日時点で83人が避難所に身を寄せる。自宅を失った人向けの仮設住宅は輪島、珠洲両市で計234戸で入居が始まり、残る52戸も今月末までに完成。地震との二重被災に苦しむ住民の生活再建に向けた支援継続が求められる。

 豪雨では28河川が氾濫し、崖崩れや土石流などの土砂災害は278件発生。石川県輪島市の塚田川では土石流が起き、4人が犠牲となった現場では、国土交通省が河川の復旧工事を続けている。珠洲市では崩れた土砂の撤去作業も続く。

 地震被災者向けの仮設住宅約800戸でも浸水被害が発生。輪島市は昨年末までに浸水した団地での改修工事を終え、入居者が順次戻っている。

 再建途上のなりわいへの影響も甚大だった。地震後に整備された輪島塗の仮設工房は約8割が浸水したが、今年1月、希望する82事業所全ての職人が利用可能になった。