日本国際博覧会協会(万博協会)は10日、大阪・関西万博で12の企業・団体と共同出展するパビリオン「未来の都市」を報道関係者に公開した。全長約150メートルと会場最大級。社会課題の解決策を選択する映像体験をはじめ、食やものづくり、交通分野で出展者が描く未来を表現した。
展示は来館者を未来社会へと誘う映像からスタート。人類誕生前から狩猟、農耕を経て、工業や情報社会へ移り変わる過程を視覚化した。続くKDDIと日立製作所の共同展示「ミライシアター」は、2035年に暮らす子どもからSOSを受け取り、来館者が解決策を選択する参加型の体験を用意した。
食と農がテーマのクボタは農作業を効率化する未来の農機「汎用プラットフォームロボット」を展示。関西電力送配電はAIカメラによる人流解析ができる「スマートポール」をパビリオン前に設置した。
完成記念式典で万博協会の石毛博行事務総長は「万博が掲げる『未来社会の実験場』そのものだ」とあいさつ。学校からの予約も多く「遊びながら学ぶことができる」と呼びかけた。