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ハマス「多数の人質の死を招く」 ガザの停戦合意で対立は激化

2025/3/7 12:21 (2025/3/7 13:00更新)
 破壊された建物が広がるガザ北部ベイトハヌーン=5日(ロイター=共同) 拡大する

破壊された建物が広がるガザ北部ベイトハヌーン=5日(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラム組織ハマスの軍事部門の報道担当者は6日、ビデオ声明で、イスラエルがパレスチナ自治区ガザの停戦合意を順守していないと改めて批判し「市民への攻撃強化は多数の人質の死を招く」とけん制した。「全ての可能性を準備している」とも強調した。停戦合意を巡るイスラエルとハマスの対立は激化し、戦闘再開が危ぶまれている。

 停戦合意は1日に第1段階の期限を迎えたが、その後の進め方を巡る双方の隔たりが埋まっていない。イスラエル軍は6日、ガザ北部ガザ市を空爆し、パレスチナ通信によると市民3人が死亡した。イスラエルはガザへの支援物資搬入も停止。停戦延長とさらなる人質の解放を受け入れるよう、ハマスに圧力をかけている。ハマスは恒久停戦を想定する第2段階への移行を主張している。

 ハマスはなお59人の人質を拘束しているとされる。米国人も含まれており、トランプ米大統領は5日、SNSで「人質を今すぐ解放しなければ地獄が訪れる!」と警告。ハマスは6日、トランプ氏の脅迫的な手法は受け入れられないと非難した。