世界遺産の霊場・高野山に春を告げる恒例の「高野の火まつり」が2日、和歌山県高野町の高野山真言宗総本山金剛峯寺前の広場で営まれた。小雨の中、護摩木をたき世界の平和と人々の招福や厄よけを祈願する荘厳な法会を、大勢の参詣客らが見守った。
四隅に竹を立て上空に縄を張り巡らし結界を示した会場に、山伏姿の僧侶ら約40人が入場。邪気が入らないよう、おのや刀、弓矢で清める神聖な儀式を行った後、高さ約1・6メートル、直径約3メートルの護摩壇に火を付けた。
僧侶の読経や太鼓とほら貝の音が響く中、炎を上げる護摩壇に山伏姿の僧侶が願い事が書かれた木札を次々と投入した。