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JR東日本が「ライドシェア」 交通補完、千葉や秋田で実証運行

2025/2/26 17:22 (2025/2/26 18:00更新)

 JR東日本は一般ドライバーが自家用車で客を運ぶ「ライドシェア」への参画を見据え、実証運行を始める。千葉県の南房総市と館山市で今年3月にも実施するほか、秋田県仙北市では今年後半の開始を検討している。全国的に地方の公共交通が脆弱になる中、人々の生活の足をライドシェアで補完する狙いだ。

 JR東はドライバーとなる社員を派遣し、グループ会社が持つ車や待合場所の提供などを行う計画だ。「公共ライドシェア」と呼ばれる枠組みで、運行主体は自治体。千葉県では南房総市と館山市が設立した協議会が、仙北市では同市が担う。

 JR東は鉄道ネットワークを活用した地方活性化を推進しており、その一環でオンデマンド型の交通にも取り組んできた。今回の実証運行で課題を洗い出し、持続可能な交通モデルを構築したい考えだ。

 千葉県での運行は路線バスやタクシーの稼働台数の少ない時間帯が主な対象。運賃はタクシー並みとする。仙北市には、取りやめとなった市民向けバスに代わるオンデマンド型交通があり、この運行がない時間にサービスを提供する方向だ。