ハマス人質解放「応じず」 釈放延期で、ガザ停戦危機

イスラエル人の人質解放式典の準備のため隊列を組むイスラム組織ハマスの戦闘員ら=22日、パレスチナ自治区ガザ(AP=共同)

 【エルサレム共同】イスラム組織ハマスは24日の声明で、イスラエルが600人規模のパレスチナ人釈放を延期したことを巡り、パレスチナ自治区ガザの停戦合意継続に対する「真剣さの欠如だ」と批判し、イスラエルが求める次の人質解放に応じない構えを示した。停戦の第1段階の期限が3月初旬に迫る中、継続は危機に直面している。

 ハマスは声明で、停戦合意の履行を妨害しているのはイスラエルのネタニヤフ首相だと非難。第1段階で合意した内容が全て履行されなければ、人質解放の前進につながらないと訴えた。ハマスは今も60人以上の人質を拘束しているとされる。

 イスラエルは、ハマスによる22日の人質解放式典が「屈辱的だった」と問題視。その後に予定されていたパレスチナ人の釈放を延期した。

 停戦合意によると、ハマスは6週間の第1段階の停戦中にイスラエル人の人質33人を段階的にイスラエル側へ戻す。これまでに生存者25人が引き渡され、4人の遺体が返還された。さらに4人の遺体がイスラエルに戻る見通しとなっている。


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