日本芸術院は20日、芸術活動で優れた功績があったとして、俳優の倍賞千恵子さん(83)や建築家の坂茂さん(67)、隈研吾さん(70)、小説家の多和田葉子さん(64)ら計15人を新会員に選んだと発表した。
倍賞さんは映画「男はつらいよ」シリーズのさくら役などで知られ受賞多数。坂さんは建築を通じた災害支援にも取り組み、14年に建築界のノーベル賞といわれる米プリツカー賞を受賞した。多和田さんは日本語とドイツ語の作品を手がけ、国内外で高く評価されている。
ほかに選ばれたのは美術部門から版画家の中林忠良さん(87)、陶芸家の大樋年雄さん(66)、写真家の十文字美信さん(77)と畠山直哉さん(66)。文芸部門で詩人・国文学者の藤井貞和さん(82)。
音楽・演劇・舞踊部門では歌舞伎俳優の中村魁春さん(77)、浄瑠璃の人形遣いで人間国宝の桐竹勘十郎さん(71)、指揮者の尾高忠明さん(77)、劇作家・演出家の野田秀樹さん(69)、俳優の橋爪功さん(83)、アニメーション監督の富野由悠季さん(83)が選ばれた。