来日したトルコのヌーマン・クルトゥルムシュ国会議長は、パレスチナ自治区ガザの住民の域外移住構想を掲げるトランプ米大統領に対し「提案する資格はない」と批判し、「ガザはパレスチナ人が祖先から引き継いできた祖国だ」と訴えた。東京都内で19日までにインタビューに応じた。
ガザ戦闘を巡り、トルコはイスラエルを強く非難する。クルトゥルムシュ氏は、ガザ戦闘で多数の民間のパレスチナ人が犠牲になったことを挙げ、「国際社会が見ている中でジェノサイド(大量虐殺)が行われた」と強調。イスラエルのネタニヤフ政権を「国際法を無視するギャングだ」と断じた。
パレスチナ問題の「本質はイスラエルの占領にある」と指摘。イスラエルに対し、1967年の第3次中東戦争で占領したヨルダン川西岸などから撤退するよう求めた。パレスチナ国家樹立への支持も表明した。(共同)