福岡県内の私立高で2021年、生徒が不登校になった事案について、県の再調査委員会は19日、いじめが原因であり、いじめ防止対策推進法の重大事態に認定したと発表。同校設置の第三者委は21年10月「いじめはなかった」と結論付けたが、生徒側は、聞き取りを受けていないとして再調査を求めていた。
再調査委の伊藤巧示委員長は記者会見を開き「当時の学校はいじめに関する法の趣旨を正しく捉えていなかった。被害生徒の視点が抜けていた」と述べた。
再調査委は被害生徒を含む聴取などから、他の生徒による「この教室には(被害)生徒がいるから、隣の教室で食べよう」といった発言がいじめに該当するとした。